月のつぶやき
 
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スポーツは体によくない

私は今 ひいき(?)にしている小説家の本がある。




ネットゲームでキャラクター名の由来を聞いたことから読み始めた「清水義範」先生の本。
初めて読んだのは「神々の午睡」(巻)。題材はたぶん宗教。
短編がいくつもあるタイプで結構読みやすかった。




その後読んでビックリしたのが「似ッ非イ(エッセイと読む)教室」。
同じ人が書いたとは思えない。笑える笑える。
たぶん電車で読んでたら周りの人はきっとギャグ漫画を読んでるんじゃないかというほど笑えた。
解説もすごく有名な人が書いててそれも笑えた。




一番のお気に入りは「ピンポン接待術」という本の中の「体に悪いことしてますか」というもの。

スポーツ医学の権威島岡一昭(49歳)と元スポーツ選手で甘いマスク、長身で女性に人気のあるタレントキャスターの河北恒一や番組スタッフの話である。




 ~抜粋~
「というわけでスポーツは体にいいんですよね」
それは自分に対する質問であった。

人を見下ろすなバカ野郎。

島岡はやけに激しい口調で答えてしまった。
「そんなことはいえません」
河北が、おや、という顔をした。
「えーとまぁ、根本的にというのは言いすぎかもしれませんが、スポーツって体にいいですよね。スポーツマンは健康ですから」

「それはまったく間違ってますね。スポーツマンが健康だなんて、そんな事実はどこにもないですよ。たとえばプロ野球選手を見てください。ちょっと思い出すだけで、有名な選手がほとんど故障をかかえているでしょう。肩をいためているとか、肘をこわしているとか、腰痛に苦しんでいるとか、キャッチャーがボールを取りそこねて骨折だとか。みんな傷だらけなわけですよ。それは立派な健康障害ですよ。つまり、スポーツは体にとってよくないのです。」

河北と井川がくっきりと動揺の色を見せたのだ。
困ったな、という顔である。
生番組で方針とは違う方向へ話が進んでしまっているのだ。
その話はやめてくださいとも言えない。

わはは、いい気味だ。

~抜粋~



全文載せたいくらいだがやめておく。
古い本なので古本屋のほうが手に入るかも。
これまた短編になっているので読みやすい。
是非読んでいただきたい1冊だ。






こんな考え方をしている清水先生はすばらしい。なんてヒネ方なんだ。
自分とは別の切り口で物を見られる人を尊敬する。
いろんな角度から物を感じられたら人生楽しいだろうなぁ。




ええ、確かに一昨日のスキーの時の筋肉痛に悩まされてますよ。それがなにか?



1月31日(火)11:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 | 管理

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